sakaname’s blog

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングをメインに、今読んでる本の事など綴ります。

#221 トレイルランニング-1

トレイルランニングの中でも、距離100マイルの大会はステータスが高く、目標にしているトレラン好きの方は多いと思います。私は現在までに100マイルトレランに3回出ていて、やはりとても魅力的で楽しかったので、そのことについて少し書いてみます。…

#220 レースアクロスアメリカへの道筋-3

<レースアクロスアメリカへの道筋-2>からの続き 高校時代の陸上部の話しから。 陸上部では1500mを中心にしていたが、成績は支部大会の予選落ち程度で、まるっきり振るわなかった。というか、自転車のトレーニングのために走っていたから、心肺機能の…

#219 レースアクロスアメリカへの道筋-2

<レースアクロスアメリカへの道筋-1>からの続き 道筋-2 「ロードレースの走法」まだ持っていた! ロードレースの走法 この本は、自転車のプロショップ「ベロウ」で買ったような気がする。 ヨーロッパのプロロードレーサーになるために、手掛かりを探してい…

#218 疑問、好奇心、実験

「疑問、好奇心、実験」 それって本当?それでいいの?という世間の常識とか、疑問に思うことはとりあえず、調べてみる。自分に関係することは特に。好奇心と言ってもいい。それで、違う気がすることは、まず試してみる。試すのは実験だから何かしらの結果が…

#217 レースアクロスアメリカへの道筋-1

raam book <レースアクロスアメリカへの道筋> とても長い話しになるので、時間の流れが前後したり、横道に逸れたり、記憶が曖昧だったり、まとめるのがとても大変で、ずっと後回しになっていたことを、どっかで文章にして残すのが使命のような気がして、書…

#216 よくなる人

うちの整体院には、体を治しにいろんな人がやってくる。腰が痛い、肩がこる、背中が痛い、首が回らない、膝が曲がらない、などなど。そういう人たちの中には、心と体は一体だから、心のケアが必要な場合か多々ある。その心のところを、そこを引き出すのに話…

#215 怪我からの復帰-2

タイトルは「怪我からの復帰」ですが、内容はトレーニングのコツです。 流動的にトレーニングを続けていく。見た目行き当たりばったりですが、「流れの方向」が間違っていなければ、必ず目的地に行きつきます。 設楽町ランニングコース脇の沢 例えれば、川の…

#214 怪我からの復帰

過去に大きな怪我をしたこともなく順調にトレーニングを積み、ある程度の結果を残すことが出来た経験から話します。(一度だけ脛骨の疲労骨折で半年程離脱してます)*過去記事「オーストラリア大陸横断マラソン」↓に詳細有り。 Coomaの病院でギブス固定中-1 …

#213 レースアクロスアメリカ再考-6

4回走ったアメリカ大陸横断自転車レース:RAAMの中で、レース中の身体のダメージは痛みや擦過傷、日焼け、むくみ、手先足先の痺れなどなどいろいろありました。 そんな中、転んでケガすることも何回かあって、その多くはペダルから足が外れない立ちごけ。後…

#212 レースアクロスアメリカ再考-5

アメリカ大陸横断自転車レース(RAAM)には計4回出場し、初出場の1995年はトップ選手のフィニッシュから48時間以内にゴールできず、アンオフィシャルフィニッシャー(11日11時間36分)としての完走。2回目出場の1996年に、9日20時間1…

#211 レースアクロスアメリカ再考-4

普段の食事とレース中の食事に関して。 RAAM(アメリカ大陸横断自転車レース)の時にどんな物をどれだけ食べていたかの栄養分析を、日本女子大学の栄養科の先生にお願いして調べてもらいました。カロリーベースでいうと7,000~11,000kcal/日、レ…

#210 レースアクロスアメリカ再考-3(補足)

レースアクロスアメリカ再考-3の補足。 足底の痛み対策にインソールをいろいろ試していたことを思い出しました。バイクシューズは、ペダルに合わせてタイム社製。そのままのインソールはとても薄く、ロードレースでの一瞬のスピード変化や、ゴールスプリント…

#209 レースアクロスアメリカ再考-3

ロングライドやウルトラマラソンなんかの長時間エンデューロ競技だと、調子の波が必ずやってきます。好調の時は先のことなど考えずにガンガン行くし(私の場合)、不調の時は、ひたすら耐えつつ兎に角前に進む(止まらないのが基本)感じ。そのうち好調の波…

#208 レースアクロスアメリカ再考-2

1996年のRAAMソロ・エントリーリストは以下↓ 1996RAAMソロエントリー スタートはカリフォルニア州 IRVINE、街中なので郊外の公園まではみんなでパレード走行。こんな感じ↓ ここはホリデイインの駐車場です。 スタート風景。カリフォルニア州IRVINE、郊外…

#207 レースアクロスアメリカ再考-1

表彰式でスピーチ、英語。 神が7日目に安息日をおいたのが(宗教的な理由があるにしても)、人間の理にかなっていると実感することになったのは、1996年のレースアクロスアメリカ。人の生命活動は、他の命を取り込むことで成り立っているので(つまり食…

#206 なるべく自然に

近隣の集合住宅にお住まいの方々対象の運動教室、2月に続き2回目終了。 自分より先輩の人たち相手、しかも普段運動してる人は少数派。この先輩達に運動習慣をつけてもらうにはどうしようかと考えました。 とりあえず、今日やることに意義があるので、明日は…

#205 重曹のこと

数ヶ月前から重曹とクエン酸を水に溶かして飲み始め、調子がいいので参考になるよう、まとめてみました。 重曹(炭酸水素ナトリウム)は、お店で手軽に買え、価格もそんなに高くないにもかかわらず、使い方を知っていると、日常生活でとても重宝します。 掃…

#204 呼吸-4

鼻呼吸看板 持久系アスリートのパフォーマンス向上に役立ちそうな物質のひとつが、一酸化窒素です。かつて光化学スモッグの要因とされていた窒素酸化物は、大気汚染の代名詞のように扱われていました。排気ガス、公害のイメージが強いと思います。それが体内…

#203 呼吸-3

呼吸の続き 普段私たちが呼吸している「空気」の組成は以下の図の通り、窒素と酸素が大部分を占めています。 空気の組成の図↓↓ 空気の組成 目に見えない空気ですが、乾燥した空気1リットルの重さは0℃1気圧の時1.293グラム、1リットルで約1グラムです。1…

#202 呼吸-2

持久系アスリートにとって最大酸素摂取量が向上することは、パフォーマンス向上に即繋がる重要事項。体内の毛細血管を増やすことと共に大切なことは、取り込んだ酸素の有効利用。そこでその根幹の呼吸に関して、おさらいしつつまとめてみました。 今回は「二…

#201 セオドア・ルーズベルト

これまでのレース結果とか、切り抜き新聞記事・掲載雑誌などなど、過去資料の整理をしつつ、不要なものの処分をしていたら、トランスオーストラリアフットレース中の応援メッセージコピーが出てきた。今ほど通信ネットワークが十分ではなかった頃(2001…

#200 ボディパンプ・ボディバランス

長年勤めてきたコナミスポーツクラブでの最終レッスン、新月のタイミングに合わせるように、25日火曜日のボディバランス45分クラス無事に終了。レッスン後、思いがけず会員の皆さんから花束を頂きました。ちょっとウルっとしつつ、最後の挨拶を済ませ、…

#199 呼吸-1

「呼吸の科学」を読み進めていて、今までと違う視点から呼吸を考えています。 自分で試すのが一番手っ取り早いから、実験中↓ BREATH: 呼吸の科学: ジェームズ・ネスタ―, James Nestor, 近藤 隆文 + 配送料無料 www.amazon.co.jp マラソンランナー、トライア…

#198 ランニング&ビーフフェスタ㏌段戸山+α

バイク・ランのトランジッションエリア 10月2日日曜日、設楽町駒ヶ原一帯でデュアスロンとランニングの大会を同時開催しました。広域農道西三河線の全線開通が今年5月末。それを記念するべく新規開通区間のきれいな道を利用し、ラン6km-バイク17k…

#197 ララムリ

タラウマラ族(ララムリ)のことを知ったのは、1998年のAngels Crest100(100マイルのトレイルランニングの大会)に出た時のこと。 エンジェルスクレスト100(1998) 前年1997年3回目のレースアクロスアメリカ(アメリカ大陸横断自転車レース)…

#196 クロストレーニング

私が「クロストレーニング」という言葉を定義すると、「いろいろやってみること」になる。試行錯誤しながら、他の分野にも手を出す。思わぬ発見があったり、打開策につながったりする。discover。 この言葉を初めて聞いてから、既に35年近くが経つ。当時は…

#195 トランスオーストラリアフットレース:Day66

【オーストラリア横断日記】 2001年 3月12日(月)晴れ Canberra Day66 荷物整理。だいぶ物を捨てた。Aki・井上を空港まで送る。 レースを終えて-1 レースを終えて-2 レース後の荷物整理-1 レース後の荷物整理-2 レース後の荷物整理中、集まってき…

#194 トランスオーストラリアフットレース:Day65

【オーストラリア横断日記】 2001年 3月11日(日)晴れ Michelogo~Canberra Day65 45km 最終日、今日もBig Georgeのサポート。 コンペティションは45km。 1位のKruglikovは、最後までスピード衰えず。 井上さんは自転車で全体のサポート…

#193 トランスオーストラリアフットレース:Day64

【オーストラリア横断日記】 2001年 3月10日(土)曇り・晴れ Cooma~Michelogo Day64 レースは、今日を入れて残り2日間になった。 終日、Big Georgeのサポートクルー、といっても松葉杖がないと歩けないから、 サポートクルーというより応援。 Ge…

#192 トランスオーストラリアフットレース:Day63

【オーストラリア横断日記】 2001年 3月9日(金)小雨・曇り・晴れ Candelo~Cooma Day63 自分が走らないと、ステージの距離、ルート、ゴール地点など、どうでも良くなっている。やっぱ自分勝手だということに、今さら気づいた。 朝は、ステファニー…

櫻井要のオーストラリア横断日記