sakaname’s blog

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングをメインに、今読んでる本の事など綴ります。

2023-01-01から1年間の記事一覧

#218 疑問、好奇心、実験

「疑問、好奇心、実験」 それって本当?それでいいの?という世間の常識とか、疑問に思うことはとりあえず、調べてみる。自分に関係することは特に。好奇心と言ってもいい。それで、違う気がすることは、まず試してみる。試すのは実験だから何かしらの結果が…

#217 レースアクロスアメリカへの道筋-1

raam book <レースアクロスアメリカへの道筋> とても長い話しになるので、時間の流れが前後したり、横道に逸れたり、記憶が曖昧だったり、まとめるのがとても大変で、ずっと後回しになっていたことを、どっかで文章にして残すのが使命のような気がして、書…

#216 よくなる人

うちの整体院には、体を治しにいろんな人がやってくる。腰が痛い、肩がこる、背中が痛い、首が回らない、膝が曲がらない、などなど。そういう人たちの中には、心と体は一体だから、心のケアが必要な場合か多々ある。その心のところを、そこを引き出すのに話…

#215 怪我からの復帰-2

タイトルは「怪我からの復帰」ですが、内容はトレーニングのコツです。 流動的にトレーニングを続けていく。見た目行き当たりばったりですが、「流れの方向」が間違っていなければ、必ず目的地に行きつきます。 設楽町ランニングコース脇の沢 例えれば、川の…

#214 怪我からの復帰

過去に大きな怪我をしたこともなく順調にトレーニングを積み、ある程度の結果を残すことが出来た経験から話します。(一度だけ脛骨の疲労骨折で半年程離脱してます)*過去記事「オーストラリア大陸横断マラソン」↓に詳細有り。 Coomaの病院でギブス固定中-1 …

#213 レースアクロスアメリカ再考-6

4回走ったアメリカ大陸横断自転車レース:RAAMの中で、レース中の身体のダメージは痛みや擦過傷、日焼け、むくみ、手先足先の痺れなどなどいろいろありました。 そんな中、転んでケガすることも何回かあって、その多くはペダルから足が外れない立ちごけ。後…

#212 レースアクロスアメリカ再考-5

アメリカ大陸横断自転車レース(RAAM)には計4回出場し、初出場の1995年はトップ選手のフィニッシュから48時間以内にゴールできず、アンオフィシャルフィニッシャー(11日11時間36分)としての完走。2回目出場の1996年に、9日20時間1…

#211 レースアクロスアメリカ再考-4

普段の食事とレース中の食事に関して。 RAAM(アメリカ大陸横断自転車レース)の時にどんな物をどれだけ食べていたかの栄養分析を、日本女子大学の栄養科の先生にお願いして調べてもらいました。カロリーベースでいうと7,000~11,000kcal/日、レ…

#210 レースアクロスアメリカ再考-3(補足)

レースアクロスアメリカ再考-3の補足。 足底の痛み対策にインソールをいろいろ試していたことを思い出しました。バイクシューズは、ペダルに合わせてタイム社製。そのままのインソールはとても薄く、ロードレースでの一瞬のスピード変化や、ゴールスプリント…

#209 レースアクロスアメリカ再考-3

ロングライドやウルトラマラソンなんかの長時間エンデューロ競技だと、調子の波が必ずやってきます。好調の時は先のことなど考えずにガンガン行くし(私の場合)、不調の時は、ひたすら耐えつつ兎に角前に進む(止まらないのが基本)感じ。そのうち好調の波…

#208 レースアクロスアメリカ再考-2

1996年のRAAMソロ・エントリーリストは以下↓ 1996RAAMソロエントリー スタートはカリフォルニア州 IRVINE、街中なので郊外の公園まではみんなでパレード走行。こんな感じ↓ ここはホリデイインの駐車場です。 スタート風景。カリフォルニア州IRVINE、郊外…

#207 レースアクロスアメリカ再考-1

表彰式でスピーチ、英語。 神が7日目に安息日をおいたのが(宗教的な理由があるにしても)、人間の理にかなっていると実感することになったのは、1996年のレースアクロスアメリカ。人の生命活動は、他の命を取り込むことで成り立っているので(つまり食…

#206 なるべく自然に

近隣の集合住宅にお住まいの方々対象の運動教室、2月に続き2回目終了。 自分より先輩の人たち相手、しかも普段運動してる人は少数派。この先輩達に運動習慣をつけてもらうにはどうしようかと考えました。 とりあえず、今日やることに意義があるので、明日は…

#205 重曹のこと

数ヶ月前から重曹とクエン酸を水に溶かして飲み始め、調子がいいので参考になるよう、まとめてみました。 重曹(炭酸水素ナトリウム)は、お店で手軽に買え、価格もそんなに高くないにもかかわらず、使い方を知っていると、日常生活でとても重宝します。 掃…

#204 呼吸-4

鼻呼吸看板 持久系アスリートのパフォーマンス向上に役立ちそうな物質のひとつが、一酸化窒素です。かつて光化学スモッグの要因とされていた窒素酸化物は、大気汚染の代名詞のように扱われていました。排気ガス、公害のイメージが強いと思います。それが体内…

#203 呼吸-3

呼吸の続き 普段私たちが呼吸している「空気」の組成は以下の図の通り、窒素と酸素が大部分を占めています。 空気の組成の図↓↓ 空気の組成 目に見えない空気ですが、乾燥した空気1リットルの重さは0℃1気圧の時1.293グラム、1リットルで約1グラムです。1…

#202 呼吸-2

持久系アスリートにとって最大酸素摂取量が向上することは、パフォーマンス向上に即繋がる重要事項。体内の毛細血管を増やすことと共に大切なことは、取り込んだ酸素の有効利用。そこでその根幹の呼吸に関して、おさらいしつつまとめてみました。 今回は「二…

櫻井要のオーストラリア横断日記