sakaname’s blog

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングをメインに、今読んでる本の事など綴ります。

#217 レースアクロスアメリカへの道筋-1

raam book

<レースアクロスアメリカへの道筋>

とても長い話しになるので、時間の流れが前後したり、横道に逸れたり、記憶が曖昧だったり、まとめるのがとても大変で、ずっと後回しになっていたことを、どっかで文章にして残すのが使命のような気がして、書き始めたのがこれです。

 

 今も出版している月刊サイクルスポーツ誌のだいぶ昔の記事(1980年代)から、話は始まる。いつ頃読んだのか記憶は曖昧で、多分中学2年あたりだと思う。それは、在住アメリカ人のデイビッド氏が書いたサイクリングの記事、北海道を自転車で旅する紀行文で、自転車で快走することが一番の旅の楽しみ、というような内容だった。彼は、

  • 荷物を少なくする(キャンプ道具を持たない)目的で、宿はユースホステルを利用する。
  • 午前中に距離を稼ぐため、朝早くから行動する。(これに対して、彼のコメント「同宿の日本人は何故、朝ゆっくりしているんだろう?」と疑問を投げかけていた。)
  • ロングツーリングでは26インチもしくは、650Bという太めのタイヤ装着が当たり前の時代に、27インチタイヤでスピード重視、快走するのが何より楽しいという考え。

この記事には、北海道の自然の素晴らしさや、温泉のことなど紀行文も含まれていたが、僕に響いたのは、自転車での快走、ロングライドの部分。デイビッド氏は「午前中に100km乗れば、一日に200km近くまで距離を延ばすのは簡単だ」と言っていた(と思う)。今(2023年)でこそ、割とポピュラーになっているロングライド、「ブルベ」みたいな感じだが、その頃(1980年頃)の日本では少数派だったと思う。

 

実際に北海道をサイクリングした高校二年の時、ユースホステルを利用した。デイビッド氏の考えそのままに。サイクリングの楽しみは、僕の場合「自転車を漕ぐこと」そのものが一番で、景色とか温泉とかその土地の名産品を食べるとかは、おまけみたいなものだった。今もそこは変わっていないので、室内で何時間もインドアトレーナーに乗っていても十分楽しい。

 

そもそも、小学生の時から自転車が好きだった。当時流行っていたのはセミドロップハンドルの電飾フラッシャーが付いた24インチくらいの車輪の5段変速自転車で、とても趣味に合わないような、子供だましみたいなのだった。父に連れられて西武デパートまで見に行った時も、その派手なセミドロップが並んでいたが、私が選んで買ってもらったのは、16インチの変速機なしの折り畳み自転車。「要、本当にこれでいいの?」と父に言われたが、そのシンプルなオレンジ色の自転車に乗っている人を見たことがなかったから、自分のためにそこに置いてあるぐらいな気分で、即決で買ってもらった。中学1年になるまでは、ずっとその16インチ折り畳み自転車に乗っていた。中学生になり友達の西田君と一緒にサイクリングに行くようになった時、西田君はブリヂストンのロードマンっていうドロップハンドルの自転車に乗っていて、26インチの車輪に10段変速、当然のようにそのスピードに付いて行けず。ここから本格的なスポーツバイクが欲しくなり、いろいろ調べるために前述のサイクルスポーツ誌を購読するようになった。始めはスポルティーフと呼ばれる快走型の自転車をセミオーダーで購入する。12万円くらいしたと思う。資金は貯金と親からのプレゼントで。27インチ、リア6段変速が出始めた頃で12段変速。センタープルブレーキ、バーエンドコントロールのライトブルーのオリジナルは、最高に格好良く、乗り心地も最高だった。ただ残念ながら作ってもらった自転車屋さん(渋谷にあったベロウ)の店先に置いておいたちょっとのすきに盗まれてしまった。作ってから2年経っていたかどうか。かなりショックだったが、結局この自転車は出てこなかった。で、そのスポルティーフに乗っていた中学生の頃は、青梅とか奥多摩方面に行くか、三浦半島へ行くか、長くてもだいたい100kmくらいまでだったかな。西田君ともう一人村松君(村松輪業という自転車屋さんの息子)と3人で行くことが多かった。2人とも身体能力が高くて、ついて行くのに必死だった覚えがある。そんな中スピードを上げて乗ることが楽しくなり、自分なりにどうやったら速くなれるのか考えるようなっていった。それで「ロードレースの走法」という本を買って(そのマニアックな本をどこで手に入れたか謎)研究し、本格的なトレーニングをその本に書かれていたことをメインに始めた。

<続く>

にほんブログ村 自転車ブログ ロングライドへ PVアクセスランキング にほんブログ村

櫻井要のオーストラリア横断日記