【オーストラリア横断日記】
2001年 3月10日(土)曇り・晴れ
Cooma~Michelogo
Day64
レースは、今日を入れて残り2日間になった。
終日、Big Georgeのサポートクルー、といっても松葉杖がないと歩けないから、
サポートクルーというより応援。
この大会を紹介してくれて、主催者側との様々な交渉にあたってくれた、Aki・井上さんと合流。
大会のゴールに合わせて日本から来てくれたのですが、まさかのリタイアで「ごめんなさい」
井上さん(純日本人です)が、サポートクルーの由紀さんとの仲介に入ってくれたおかげで、このレースに参加できたと言っても過言ではない。
そんな井上さん、初めて会ったのは、アメリカ大陸横断自転車レースのレース中でした。
1995年、当時アメリカのミズーリ州在住だった井上さんは、ウルトラマラソンサイクリング協会(長距離サイクリングの全米の団体:UMCA)の日本人メンバー2人のうちの1人で(もう1人は僕)、日本人初挑戦のRAAM(アメリカ大陸横断自転車レース)の観戦兼応援?で、レースルート上に来ていました。場所はアーカンソー州の東端、丁度ミシシッピ河を渡る橋の手前辺り、綿花畑の道路脇です。ミシシッピ河を渡ると、テネシー州に入り、大都市メンフィスという所です。
道路脇で、その地域には珍しい東洋人が、ビデオカメラを構えていたのが初対面。スタート前に応援メッセージをもらっていたので、直ぐに井上さんだってことに、ピンっと気づきました。彼自身も長距離サイクリングやウルトラマラソンをやっているので、意気投合。
この時以降、RAAMのクルーをしてもらったり、いろんなレースでサポートクルーをしてもらっています。
だいぶ後のことになりますが、ウエスタンステーツ100(100マイルのトレイルラン)の時は、後半のペーサーをお願いした事もあります。
本日の宿は、CanberraのRidgesホテル。
夜には、MelbourneからDavidが合流し、みんなで晩ごはん。
不破さん・市川さん・井上さん・由紀さん・Davidと僕。
みんなゴールするところを見に集まってくれたの、残念。
<続く>