sakaname’s blog

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングをメインに、今読んでる本の事など綴ります。

#192 トランスオーストラリアフットレース:Day63

【オーストラリア横断日記】

 

2001年 3月9日(金)小雨・曇り・晴れ 

Candelo~Cooma

 Day63 

 

自分が走らないと、ステージの距離、ルート、ゴール地点など、どうでも良くなっている。やっぱ自分勝手だということに、今さら気づいた。

 

朝は、ステファニーと同じ4時に起きて、ボーっとしていた。

脚の痛みは、ずーっと続いていて、脛のところが腫れて、熱っぽい。

朝食に、パンを焼いて食べた。ゆっくりと、トーストを食べるのは久しぶり。

伸びていた髭を剃り落とす。

 

由紀さんが起きてきてから、荷物整理。

不破さん、市川さんも一緒になり、10時頃Coomaへ向けて出発。

Nimmitabelの町で、ミートパイを買って食べた。

オーストラリアに来てから、良くミートパイを食べた。

 

今日のステージは山岳コース、道幅が狭い。

その途中区間で工事をしており、危険を避けるため、その区間はカット。

分割した変則ステージになった。ゴール地点はCooma。

今日から応援に。トップ独走、Krugrikov

今日から応援に。トップ独走、Krugrikov

一人一人と握手、ドイツチームの2人

一人一人と握手、ドイツチームの2人

みんなの応援、Big Georgeと抱擁

みんなの応援、Big Georgeと抱擁

Big Georgeからは、沢山学んだ

Big Georgeからは、沢山学んだ

Coomaは標高が高く涼しい。近隣にスキー場があるリゾートエリア。

その関連のロッジ、ホテルが多い町。

Coomaの町でAndreiと

Coomaの町でAndreiと

Coomaの病院で診察。レントゲン検査、計5枚を撮影した。

結果は、「異状なし」。これだけ腫れて痛いのに、そんなわけないだろ!

お医者さん曰く、「疲労骨折はレントゲン検査ではわからないから、CTスキャンで検査するように。但し、ここにその設備はないから、キャンベラの病院宛に紹介状を書きます」ということで、紹介状を書いてもらった。

でも、週末はキャンベラの病院は休みのため、最短でも月曜日にしか行けない。

なので、日本に帰ってから検査しようと思う。

Coomaの病院でギブス固定中-1

Coomaの病院でギブス固定中-1

Coomaの病院でギブス固定中-2

Coomaの病院でギブス固定中-2

*補足①(実際に日本に帰国後、名東ホスピタルで診てもらったが、レントゲン検査だけで充分診断ができて、「右脛骨の疲労骨折」だった)

*補足②(その時、なんでこんなになったかの事情を話したら、「そのままあと一日でも走っていたら、粉砕骨折していましたよ」とお医者さんに言われた。)

*補足③(レントゲン写真を見せてもらったが、確かにらせん状に亀裂が入っていた。)

Coomaの病院

Coomaの病院

Coomaの病院での処置は、ギプス固定。それが重くて鬱陶しいので、ロッジに着いてから、即、外した。

で、ロッジに置いてきた。治療費Aussie$100。

(ギプス固定をしてくれた先生と、翌日の晩、キャンベラのホテルで偶然会った。ギプスしてなくて気まずかった。)

 

晩ごはんにレバーパイというのを食べた。

不破さん達が来てから、由紀さんの仕事が何倍にも増えてしまった。

(いろいろ手がかかる)

応援に来てくれて有難いことだけれど、もしレースを続けていたら、結構大変だったと思う。

 

夜になり、脚の痛みが疼き出した。痛み止め薬を飲む。

 

<続く>

にほんブログ村 その他スポーツブログ 超ウルトラ・ウルトラマラソンへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしい暮らしへ PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

 

櫻井要のオーストラリア横断日記