sakaname’s blog

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングをメインに、今読んでる本の事など綴ります。

#216 よくなる人

 うちの整体院には、体を治しにいろんな人がやってくる。腰が痛い、肩がこる、背中が痛い、首が回らない、膝が曲がらない、などなど。そういう人たちの中には、心と体は一体だから、心のケアが必要な場合か多々ある。その心のところを、そこを引き出すのに話しを聴く。相手の話しをひたすら聴く。その中によくなるヒントがある。


 メンタルが狂うとクリニック(医療機関)でなんかしら薬を与えられる。そうすると、多くの人は、自然な表情を失う。薬で感情をコントロールしているから。その人にとっていいか悪いか、私にはわからない。わかるのは、その無表情が周りにも影響していること。


 体と心を切り離した考え方では、根本治癒は難しい。
うちでの体のケアの中心は、循環を促すこと。血の流れを滞りなく動かすこと。それは脳にも良い影響を与える。脳=思考と捉えると、脳への良いアプローチが、心の問題にも関係してくる。

 1人の70代の女性は、お医者さんに自律神経失調症と言われた。元々は腰痛でうちに来ていた方。薬の常用を減らしたいと言っていた。3ヶ月のプラン、週に2回通ってもらった。薬に関してはお医者さんと相談してもらって。始めの2週間で少し笑ってもらえるようになった。食べたいものがない、食欲のない状態は続いていた。無表情だった顔から、笑顔を見ることができて、家族がその違いに気づいてくれて、声かけを沢山してくれた。そこから食欲が徐々に増えて、丁度3ヶ月、本人もスッキリした様子。今後は2週間に一度のメンテナンスケアになった。この間に向精神薬は半分からゼロに。こういうことが整体院で起きることを、多くの方に知ってもらいたい。

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櫻井要のオーストラリア横断日記