【オーストラリア横断日記】
2001年 2月7日(水) 晴れ
Poochera〜Kyancutta
Day33
ステージ距離:83.7km/総距離:2219.8km タイム7:29:50
[4位]
Poocheraロードハウス前を6時スタート。
この時間は、まだ薄暗く星がきれい。ということで今日も快晴。
暑くなること確実。
昨日、一昨日とラストがフラフラだったので、少し不安があり、
特に意識してゆっくりペースで走りだす。
スタート前、梅干しを一つ口に入れる。水も沢山飲んでおいた。
日が昇る前とはいえ、すぐに汗が噴き出した。
ちょっと前をWolfgangが走っているが、今日は他のランナーを意識せず、
自分のペースを守ることに決めていたので、気にせず走る。
が、彼が落ちてきて、自然に抜いてしまった。
あとはずっと一人。
まず、Minnipaの町まで35kmが最初の目標。
結構調子良くMinnipaを通過、次はWudinnaの町が目標。
W32、W27・・・おなじみの5km毎キロポストが役立つ。
走り始めて4時間、10時頃から気温が急激に上がり、軽く30℃超え。
定期的に塩舐めて塩分補給。
48.5kmからエイド間隔を3.5km→3kmに。水分補給も怠りなく進む。
Wudinnaの町を通り抜ける辺りで、前を走るDusanと7分差ほど。
あえて追いかけることはせず、マイペースを貫く。
ゴールのKyancuttaまでWudinnaから約12km。
なかなかキロポストが現れなかったが、
「K8」と、いきなり一桁の残り8kmの表示が出てきて、ほっとした。
終盤ペースを上げるいつものパターンが復活、Dusanの姿を視界に捕える。
が、無理な追い上げはしない。
K3、残り僅か。Kyancuttaロードハウスを越えて、Port Augusta・Adelaide方面への道路分岐がゴール地点。
ゴールしてからも梅干し食べた。
ゴール地点で、Dusanの娘(サポートクルー)のNajaが温度計見せてくれた表示が、
「45℃」だった。
でも、そこまで暑くないと思う。(翌日の新聞では43℃だった)
走っている時、顔まで熱く、何回も水をかぶりながら、しのいだ。
Wudinna Hotel/Motelに泊る。久々、エアコン付き。
レストランで晩ごはん、シーズンド・ラム(ラム肉料理)はいまいち。
夜、ローカルのテレビ局から電話有り、
「レースの取材をしたいので、オーガナイザーを探している」
ということだったが、Bernieがどこにいるかわからず。
明朝、テレビ局スタッフがスタート地点に来るらしい。
<続く>