【オーストラリア横断日記】
2001年 2月8日(木) 晴れ・曇り
Kyancutta〜HWY Stop
Day34
ステージ距離:68.0km/総距離:2287.8km タイム6:08:16
[4位]
Kyancuttaまで13kmの車移動、暑くなりそう。
スタート地点に一番乗り。
ローカルテレビ局の人が来ていて、VTR撮影していた(1人だけで)。
スタート前、オーガナイザーのBernieが今日のステージに関して、
「今日は予定より20km短く、これからも80kmを越えるステージはつくらない」
と言っていたように聞こえたが、全体でのミーティングはなく、半信半疑。
当初の予定通り、KImbaまでの89kmを走るつもりで走りだす。
いつになく脚が重い。1km6分のペースがやっと。
傾斜は緩いが長く続く上り坂なので、ゆっくりペースも仕方なしと、一歩一歩脚を踏み出す。
昨日のステージがハードで堪えているのか、他のランナーもゆっくり目。
但し、ロシア2人とDusanはいつも通りに先行している。
KI84(Kimbaまで84km)のキロポストが現れる。
これをつめて行けば必ずゴールへ辿りつくと、励みにして脚を運ぶ。
走り始めて13kmくらいからトイレに行きたくなるが、丁度良いポイントがなく、20km過ぎまで我慢しつつ走る。
ようやく見つけたトイレポイント、一旦道を外れしゃがみ込む。
脚にきていて、腿の前が張っている。
すばやくランニングに復帰。誰にも抜かれずに済んだようだ。
トイレの後、少しずつ調子が上がり、KI59、KI54、KI49とキロポスト標示が減って行く。残り50kmを切ると、なんとなくゴールのイメージが脳裏に浮かんでくる。
KI44、由紀さんから「今日の距離、68km」と聞いた。
さっきリサ(大会スタッフ)が正式な距離を知らせてくれたって。
やっぱ20km短くなっていた。
走っている最中にステージ距離が変わるのにも慣れたが、ペース配分狂うから止めて欲しい。
そこから今まで以上にペースアップするも、前半遅すぎたため、Dusanとはだいぶ差がついた。
後半は良い感じで走れたため、本心は89kmまで走りたかった。
ステージ後半、蝿が増えだして、うっとうしい。
時々照りつける日射しは雲に遮られている時間が多く、昨日ほどには堪えなかった。
このところお馴染みの牧場の広がる風景。小高い丘をいくつも越えて。
牧場と道路の境目に3〜4mの灌木が延々連なっていて、うまい具合に風を遮ってくれた。
その木々の揺れ、ざわめきから、かなり強い風が吹いていたようだが、体には心地良く感じるまでに、防風されていた。
Kimba Community Hotel-Motel、50%ディスカウント。
明日もここに泊る予定。4日続けて40℃超えの暑さ。
<続く>