#56 ビーツ
缶詰のビーツは、輸入食品を扱っているお店でたまに見かけますが、買うことはあまりないです。生のビーツを手に入れる機会が、最近多くなり、時に食卓に上ります。
この赤い色素は、明らかにポリフェノール含量の多さを物語っています。下茹でした後に、皮を剥いてスライス、サワークリームと一緒に食べるのが、一番好きですが、サワークリームがない時は、ヨーグルトでも代用OK、美味しいです。
ビーツを日常的に食べていたのは、アメリカに滞在していた時。1988年の夏、バーモント州Brattleboro近郊で、トライアスロンのトレーニングのため3カ月ほど暮らしていました。その時、部屋を貸してくれたのがスティーブさん。ベジタリアンだった彼のレシピは、今でも続いています。例えば、それまで朝食のシリアルはコーンフレークを摂ることが多かったけれど、彼がオーガニック食材のお店で量り売りのグラノーラを買っているのを見て、マネしました。グラノーラから、今はミューズリーに変わりましたが。そのスティーブ・デローさん、サワークリームを大量にのせたビーツを良く食べていました。ベジタリアンだけれど、乳製品は良いみたいで、ヨーグルトも良く食べていました。今の僕の食生活に少なからず影響しています。
美味しいし、栄養面も優秀なビーツ、難点は、食べ過ぎると血便みたいに赤いうんこが出ます。オシッコまで赤くなることもあり、晩に食べて、翌朝のトイレでびっくりすることも。
生のビーツが、日本でも普通に買えるようになり、嬉しいです!