【オーストラリア横断日記】
2001年 2月5日(月) 晴れ
Ceduna〜HWY Stop
Day31
ステージ距離:74.8km/総距離:2071.0km タイム6:41:19
[4位]
昨日の夜は9時に寝て、8時間以上眠れた。スタートは7時。
走り始め少し涼しく感じたが、だんだん気温が上がり、ゴールする頃には暑かった。
レース終盤暑さにやられ、きつかった。
軽い脱水症状、ゴール後しばらく椅子に座って休む。
いつもは自分で車から椅子を出して座るのに、フラフラでできず、
由紀さんにお願いして出してもらった。
めまいがして、よろよろと座り込み、水(氷水)飲んでようやく落ち着いた。
ここ数日来の風は、相変わらず横から前から吹き続ける。
小高い丘の連なる牧場地帯、日射しが強くなるにつれ、蝿が増えてきた。
鬱陶しいったらない。
ずっとWolfgangと一緒に走る。
彼には専属のサポートクルーがいない。
(ドイツチーム全体を1人のクルーがサポートしている)
大会スタッフのジェシーが気にかけているものの万全ではなく、一時サポート区間が開き過ぎる。7kmエイド無しとか。
由紀さんが協力して、コーラや水を渡してあげた。
実力のあるランナー(24時間走の歴代2位の記録保持者:2001年当時)だけに、走りに集中したら上位に来るだろうに。
先行するDusanを2人して追う。
残り30kmくらいからペースが少し上がり、Dusenとの差を縮めたが、残り20kmでWolfgangは遅れだす。
1人で前を追いかける。
Dusanの後ろ姿が、すぐそこってところまで近づいて、いつもなら一気に行くのだが、今日はスピードに乗りきれず、そこからの差がなかなか縮まらない。
ラスト5km標示、暑さの影響で逆に差を広げられ、最後の1kmはスパートどころでなくなり、ヘロヘロ。
やっとのことでフィニッシュ地点に辿りついた。
18kmの車移動、Wirrullaのモーテル、1泊$35と安い。
エアコン無し、トイレ・シャワーは共有スペース。個人経営の宿泊施設。
経営者のマーガレット、なんかすごく親切で、良い感じ。
料理も彼女が作っていて、ワンプレートのディナーは格安の$11。
ビーフステーキ、サラダ、サンドウィッチ、チップス、スイカ、一皿に沢山盛り付けてあった。デザートは、揚げバナナのアイスクリーム載せ注文、栄養補給万全。
それにしても暑い。扇風機だけだとしんどい。
トータルで2000km突破!
<続く>