【オーストラリア横断日記】
2001年 1月25日(木) 曇り
HWY Stop〜Mundrabilla
Day20
ステージ距離:68.2km/総距離1441.2km タイム6:03:35
[4位]
EYRE HWYを東に48km移動してスタート地点へ。
3時15分にモーテルを出た。今日も涼しい。
4時のスタートだが時差補正をしていなくて(実際には1時間半進んでいる)、時刻の割に、すぐに明るくなった。
スタートから速いペースの展開。
ロシアのAndreiと一緒に走るが、ちょっと速すぎ、一旦下がる。
Dusanは今日も飛ばして行く。
単にここ数日調子が良いだけなのか、本来の力を出し始めたのか、
かなり速いペースで走っている。
目下の所、一番近い位置にいるライバルだけに、あまり差を広げられたくはないが、
その後ろ姿は、だんだん小さく遠ざかって行く。
自分も1km5分6秒〜18秒辺りのペースだから、けっして遅いわけではないが。
あんまりここで無理してもしかたないので、自分のレースをするよう気持ちを切り替える。
Mundrabillaロードハウスが今日のフィニッシュ。
終日曇り空で、たまに追い風という絶好の気象条件の中、
Dusanとは10分以上差がついてしまった。
右足くるぶしの上の筋を痛めた。ちょっと心配。
明日、100kmのステージ、100kmステージはこれが最後。
WA/SAの州境、ボーダーを越える。
ハンガリーのMihaly、脚の故障で遅れだす。
夕方、レストランに晩ごはんを食べに行こうとしたところで、ドイツのMarkusに会い、
今ミーティングがあって、
1)時間差の補正(1時間30分進める)
*Dusanが、Bernie Time バーニータイムと名前付けた。
2)明日のスタート時刻は5時
の2点がアナウンスされたという話し。
レストランへ行く途中、何人もの選手から「時刻のこと聞いたか?」と声をかけられた。
ミーティングするなら、選手全員に知らせて欲しい。
ゴールした時に話す機会があるのだから、それくらいできるはず。
大会が20日を過ぎても、相変わらずないい加減さにあきれてしまう。
で、時刻がいきなり18時半から、20時になってしまった。
ちょっと怒りのモードから、気を取り直してディナーに向かう。
「ブレイズド・カツレツ」を注文。
何が出てくるだろうと期待して待つ。何のことはない、昨日と同じラム肉で、煮込みみたいのだった。サラダ付き、あとガーリックブレッド。
ロードハウス併設のレストランは、どこも意外なほど美味しいのが嬉しい。
MelbourneのDavidへ電話したが、留守電だった。
うまく落ち合えるといいな。
<続く>