魔除けとしての蹄鉄[編集]
ヨーロッパでは扉に蹄鉄をぶら下げると魔除けや幸運のお守りになると信じられている。玄関に蹄鉄の鉄尾(末端部分)が留められていれば幸運が舞い込み、両端が下に向いていると不運が舞い込むといわれている。これは文化圏によって異なり、2つの鉄尾が下を向いていれば幸運が舞い込むという地域もある。
高校卒業してから、北海道のシンボリ牧場でしばらく働いていました。そこは新冠(日高地方)というところで、昔はユースホステルがあったところ。(今は閉鎖されてしまった)サラブレッド、競走馬の牧場です。その新冠ユースホステルでは、牧場で働きたい人の求人案内みたいなことをやっていたので、高校3年の卒業近くに迫った年明けくらいに、ユースホステルに直接電話して求人募集していないか聞いてみました。そもそもなんでそこを知っていたかというと、高校2年の夏休みに北海道を自転車で旅していた時に、新冠ユースホステルを利用したからです。歴代の名馬、ダービー馬なんかが放牧されている牧場を巡るツアーなんかもありました。ハイセイコーとかトウショウボーイとか、シンザン、アローエクスプレスなんかも存命中でした。
ユースホステルに電話したら、「今直接の求人募集はきていないけれど、各牧場に直に電話して聞いてみたら?」といわれ、名前を知っていたシンボリ牧場に最初に電話したら、「丁度、4月に1人辞めるので、5月からなら働ける」という回答をもらいました。それで牧場での仕事が決まり。新冠のシンボリ牧場は繁殖の牧場で、夜中に厩舎に泊まって出産の見張り番をやったりしました。同じシンボリ牧場の育成牧場が千葉県の成田近郊にあり、そこでもしばらく働かせてもらいました。
それで蹄鉄ですが、「魔除け・幸運を呼ぶ」という説を信じてずっと飾っています。それが、つい6年くらい前に「向きが逆」であることを教えてもらいました。写真は、開いてる側が上になっています。幸運を受け止めるためだそうです。それまで逆向き(つまり丸い側を上)に付けていたから幸運が流れ落ちて行ったそうです。その説もいろいろあるみたいですが。教えてくれたメキシコ料理の店長さんを信じて、今は写真の通りです。
本当のことはよく解らないけれど、今十分幸せなので、間違ってはいないはず。