sakaname’s blog

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングをメインに、今読んでる本の事など綴ります。

#105 耐暑トレーニング

梅雨の合間の晴れ間、日中は気温が上がり、走るには暑い日でした。

 

暑い夏のレースは、熱中症対策をしないと危険です。元々トライアスロンを中心にレースに出ていたので、オンシーズンは夏。水泳が最初に来るから、泳ぐのに適した水温となると、沖縄を含む国内のオンシーズンは3月~10月でした。メインは6月~9月です。当然のように暑い中で、泳いで、自転車漕いで、最後に走る。今、オリンピックで実施されている距離、スイム1.5km・バイク40km・ラン10kmだと、だいたい2時間くらいかかるので、その間、炎天下にさらされることになります。と言っても、実際に暑さの影響を受けるのは、最後のランくらいでした。それに、ちゃんとしたレースの場合、補給ポイントのエイドステーションが充実していたので、暑さにやられた記憶は、一度くらいです。

 

それは、真夏の長良川トライアスロン大会です。潮の満ち引きの関係で、スイム会場の水深を確保するために、お昼スタートだった時がありました。この時は、先行するトップ選手がランに入ってから、バタバタとペースダウンして行きました。暑さにやられてです。僕は、暑いのが得意で、スイムでの遅れを取り戻すべく、ランに入ってから順位を上げて行き、残り3kmくらいのところで、トップに立ちました。こんなチャンスは2度とないと思い、逃げ切りを狙います。ゴールまでの残り500m、長良川河川敷に降りて最後のひと踏ん張りのところで、ランのスペシャリスト・神奈川の河出選手に抜かれてしまいました。河出選手は学生の時、箱根駅伝に出場した経歴を持つランナー出身のトライアスリートです。いつもは、逃げ切れるのですが、この時は余力が全然なく、残り500mの記憶が飛んでいました。ゴール後は、フラフラになりながらも、川に浸かりに水辺へ行き、靴のまましばらく水の中にいました。暑さに参ったのは、後にも先にもこの時ぐらいです。

 

それ以降も、夏のデスバレーでの135マイルのウルトラマラソン(気温48℃~)や、ハワイのアイアンマントライアスロンも暑かったけれど、その暑いのが気持ち良く感じるので、熱中症対策と言えるようなことは特にやっていません。水を飲む、濡れタオル(日本手拭い)を首スジに巻く、口元を日本手拭いで覆う(呼吸からの乾燥を防ぐ)氷が手に入れば活用する、そんなところです。

 

何より大事なのは、汗腺の反応を良くするために、炎天下で走る機会を設けること、だと思っています。

 

アメリカ大陸横断自転車レースでも、初日のカリフォルニア州アリゾナ州は45℃~になり、洗礼のように州境で脚をつっていました。脱水によるミネラル流失が原因と思われますが、4回出場して4回とも同じ辺りで脚つりが起きたので、洗礼だと思っています。↓↓

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アメリカ大陸横断自転車レース・レースアクロスアメリカの初日、

カリフォルニア州パームスプリングスの辺り。

気温45℃~、車のボンネットで目玉焼きができる!

水分補給が大事ですが、胃腸の弱い人はそこが難しいようで、夏の猛暑は厳しいみたいです。幸いにも、僕はそういったことはないから、暑さに強いほうなんだと感じます。

あと名古屋の夏に、屋外で走れれば、おそらく世界中どこでも通用するような気がします。もちろん日射しを遮るための帽子とか、肌の露出を抑えた上での話し。日射しの強さは、一部海外では尋常ではないので。

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櫻井要のオーストラリア横断日記