sakaname’s blog

日頃のランニングやサイクリング、トレーニングをメインに、今読んでる本の事など綴ります。

#90 土と内臓

 

 

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目に見えないし、普段あんまり重要視されていないけれど、とっても重要なこと

2年くらい前に読んで、とても納得「やっぱりな!」と共感したのがこの本です。

昨年からのウィルス騒ぎで、自己免疫の大切さを痛感された方は多いのでは。

みなさんご存じの通り、風邪を治す薬を発明したらノーベル賞ものだと、従来から言われてきました。風邪を引いた時に薬局で処方される薬は、風邪の諸症状の緩和です。風邪を直接治すのとは違う。今回のウィルスも基本は同じです。インフルエンザも。最終的に元気になるのは、自己免疫の力。その自己免疫と腸内細菌叢の関連を知るのに、もってこいの本が、「土と内臓」です。

作物を育むのは「土の中の菌類」の役目、人を育むのは「腸内細菌叢」の役目。どちらも膨大で、菌それぞれが相互に作用し合っています。それは自然の成せる技、人為的に手を加えるレベルを超えています。できることは、「えさ」の供給。土には有機物を、人には飲食物を、与えます。その中身を吟味することで、より良い環境を作り出すことができます。その結果「土」は豊穣に、「人」は健康になると考えます。薬(農薬も)の多用は避けたいと思う次第です。

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櫻井要のオーストラリア横断日記